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リハビリテーション

脳卒中後や神経難病、整形外科術後などで何らかの障害をもたれた方のリハビリテーションを、リハビリテーション医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、介護福祉士、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどのスタッフがチームで行い、QOL(生活の質)を高め、在宅や社会に復帰していただけるよう支援しています。

一般病棟(地域包括病床10床)や回復期リハビリテーション病棟での入院のリハビリテーションをはじめ、退院後の外来リハビリテーション、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションも行い、急性期から維持期までトータルなサポートを行っています。

リハビリテーション室

主に移動などの基本動作能力の向上を目標に、車椅子や歩行等の訓練を行います。また、排泄動作、食事動作、更衣動作や調理訓練などの日常生活動作訓練も実施します。

訓練場面(理学療法・作業療法)

当院では、早期から治療用装具を装着しての起立・歩行訓練を積極的に実施し、また電気刺激機器を利用しての機能回復訓練も併用して実施し、機能向上に繋げています。上肢機能の訓練としてはポータブルスプリングバランサーやアームサポートMOMOなども活用して機能回復を図っております。

さらにシミュレーション室を使用し、より在宅を見据えた訓練も実施しております。また、必要に応じて復職に向けて職場での評価・職場のスタッフとの連携や自動車教習所への紹介なども実施しております。

言語聴覚療法

失語などの高次脳機能障害、構音障害や認知機能低下のある方に、意思伝達装置なども活用しコミュニケーション能力の評価・訓練をします。

嚥下障害リハビリテーション

言語聴覚士による直接嚥下訓練だけでなく、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)での評価を実施し口からの食事摂取を目指します。

シミュレーション室

シミュレーション室では、上がり框やトイレ、浴室、居間(寝室)と自宅内をイメージした環境となっております。日常生活に必要な動きを自宅で想定される動きに近い環境でより良い生活動作の獲得が図れます。

また「外泊したいけどベッドがないので出来ない」「外泊したいけど看護・介護に自信がもてない」というご本人様やご家族様の要望に応え、夜間のオムツ交換や吸引機の使用などをご家族様と一緒に一泊体験を実施し、退院に向けての援助を行っております。

リハビリ庭園

屋上リハビリ庭園は屋外訓練へ繋げるためのファーストステップの場所として使用しております。

内容として、階段、2種類の勾配の角度が違うスロープ、歩道の傾斜や段差・側溝など標準的な屋外環境を再現しております。また、実際の線路を導入し踏み切りを再現するなど地域性も考慮した作りになっております。さらに、定期的にボランティアさんが植物の植え替えをしてくれているため、屋外に出ることで季節感を感じたり、離床延長や精神的サポートなどでの使用にも一役かっております。

診療科目・各部門のご紹介

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